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壁のひびや表面の剥がれなど、家の気になる場所を見つけたとき。部分を大きく撮った写真は残っていても、「家のどの場所だったか」が分からなくなることがあります。
そこで家の異変図鑑では、周囲が分かる写真と、気になる部分のアップをセットで残す方法を提案します。スマートフォンで撮れる範囲で十分です。これは相談のための記録方法で、写真から原因や安全性を判断する手順ではありません。
1.最初は窓や玄関などの目印を入れる
先に、気になる部分とその周囲を写します。「玄関の右側」「庭に面した壁の窓の下」など、場所の説明に使える目印を画面へ入れましょう。
必ずしも家全体を1枚に収める必要はありません。気になる場所が、窓や扉のどちら側にあるか分かる範囲で構いません。撮影のために車道へ出たり、隣の敷地へ入ったりしないでください。

写真:Bryan Dijkhuizen / Pexels
2.次は同じ部分のアップを残す
続いて、気になる線・剥がれ・しみなどが見える写真を残します。周囲の写真を撮った直後に撮ると、どの場所と対応するか整理しやすくなります。
近づくのが危険なら、その位置から撮れる写真だけで大丈夫です。屋根やはしごに登らず、落ちそうな部材の下にも入らないでください。無理に触る、剥がす、隙間へ物を差し込むといった確認も不要です。
撮ったら画面を拡大して、ピントが合っているかを確認します。写真を拡大することと、現物へ近づくことは別です。撮影できなかった部分は「安全に近づけず未撮影」とメモに残しましょう。
3.2枚に共通する名前と日付を付ける
整理名の例は「2026-09-12_玄関右_周囲」と「2026-09-12_玄関右_アップ」です。名前を変えるのが面倒なら、同じアルバムに入れ、メモへ撮影時刻と場所を書くだけでも構いません。
加工前の元写真は残しておきます。矢印や丸で位置を示したい場合はコピーを作り、元写真と一緒に渡すと、注釈で隠れた部分も確認してもらえます。SNSへ公開する写真には、表札・住所・車のナンバーなどが写っていないかも確認しましょう。
そのまま使える写真整理メモ
以下は架空の記入例です。分からない項目は「不明」で構いません。
- 撮影日:2026年9月12日
- 場所:庭に面した壁、中央の窓の右側
- 周囲の写真:窓と壁の位置関係が分かる1枚
- 部分の写真:気になる線を写した1枚
- 気づいた日:9月11日。できた時期は不明
- 比較写真:以前の写真なし
- 相談したいこと:状態を見てもらい、調査が必要か知りたい
写真を比較するときに気をつけたいこと
後日撮り直すときは、できる範囲で同じ位置・向きから撮ると見返しやすくなります。ただし、光の当たり方、距離、撮影角度でも見え方は変わります。「以前より広く見える」と感じても、写真だけで変化や原因を断定せず、撮影条件の違いも伝えましょう。
記録を完璧にそろえる必要はありません。気になる変化があれば、撮れた写真とメモで施工した会社などへ相談してください。相談先が分からない場合は、住まいるダイヤルの公式案内も確認できます。
日付や場所のメモを詳しく整理したい方は、壁のひびを見つけたら、相談前に記録したい3つのこともご覧ください。
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