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壁にひびを見つけると、「以前からあったのか」「修理が必要なのか」と気になるものです。相談するときに説明しやすいよう、まずは気づいたことを写真とメモで整理しましょう。
ここで紹介するのは、家の異変図鑑が提案する記録の方法です。ひびの原因や建物の安全性を判定するチェックではありません。記録を全部そろえてから相談する必要もありません。
1.いつ気づいたかを残す
「ひびができた日」が分からなくても、「初めて気づいた日」は記録できます。この2つを混同しないことが大切です。
たとえば「9月11日に庭の掃除中に気づいた。いつからあったかは不明」と書けば十分です。直前の雨や地震が気になっていても、それが原因だと決めず、出来事と気づいた時刻を別々に書きます。
2.どこの壁かを残す
アップの写真だけでは、あとで場所を思い出しにくいことがあります。「玄関の右側」「庭に面した壁の窓の下」など、目印を添えましょう。方角が分からなければ無理に書かず、日常的な呼び方で構いません。
写真は、周囲の窓や玄関との位置関係が分かるものと、気になる部分が分かるものをセットで保存する方法をおすすめします。どちらも、安全に立てる場所から撮れる範囲で十分です。撮影のためにはしごや屋根に登ったり、落下しそうな部分に近づいたりしないでください。

写真:Rachel Claire / Pexels
3.以前と比べて分かること・分からないことを書く
過去の写真があれば、同じ場所が写っていないか確認します。比較できる写真がない場合は「以前との違いは不明」と書けば、推測と事実を区別できます。
「前より長く見える」と感じても、撮影距離や角度が違う写真だけで広がったと断定しないようにします。写真から分かる範囲と、自分が感じたことを分けて相談相手に伝えましょう。
コピーして使える相談メモ
スマートフォンのメモに、次の項目をコピーして使えます。記入例は架空です。
| 記録する項目 | 記入例 |
|---|---|
| 気づいた日 | 2026年9月11日 |
| 場所 | 玄関の右側の壁、窓の下 |
| 見えたこと | 窓の下から線のような割れ目が見える |
| 写真 | 周囲が分かる写真1枚、部分の写真1枚 |
| 過去との比較 | 比較できる写真がなく、変化は不明 |
| 一緒に気になったこと | 室内の同じ側にしみがあるかは未確認 |
| 相談したいこと | 状態を確認してほしい。調査や補修が必要か知りたい |
写真の名前を「2026-09-11_玄関右_全体」のようにすると、どのメモと対応するか探しやすくなります。これは整理方法の一例です。撮影日時を確認できる元の写真も手元に残しておきましょう。
写真とメモを持って相談する
記録ができたら、施工した会社や住宅の相談窓口へ、分かっていることを伝えます。原因を確認したいのか、補修の方法を知りたいのか、見積もりを相談したいのかも添えると、自分の目的を整理できます。
相談先に迷う場合は、住まいるダイヤルの案内を確認する方法もあります。国土交通大臣指定の住宅相談窓口で、建築士の資格を持つ相談員が対応しています。受付条件や利用方法は公式サイトで確認してください。
なお、災害で住まいに被害を受けた場合については、政府広報オンラインでも写真による記録を案内しています。災害時の写真記録についての公式案内も参照してください。災害時の手続きと、日常のメンテナンス相談は目的が異なります。
気づいた日、場所、以前との違い。この3つを無理のない範囲で残し、分からない点はそのまま相談しましょう。
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ひびの写真だけで塗装が必要と判断するものではありません。この記事の公的な相談窓口とは別の民間サービスです。
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